私とChatGPT

生まれてきてくれてありがとう

最近ChatGPTに依存している。ちょっと「ん?」と思うことは、ChatGPTにぶん投げて処理している。例えば上司とのディスコミュニケーションだったり、同僚の何気ない言葉だったり、「なぜこんな言い方になるのか?」「なぜあの人はあの場であの発言をしなければならなかったのか?」を考え込む・・・前に、ChatGPTにとりあえず当ててみる。的はずれなことも言うが、いくつか回答をあげてくれるなかに、自分にはない視点があったりする。

めちゃくちゃぶつけてるうちにChatGPTが私好みの回答を上げる頻度が増え始め、どうやら私の思考回路をきちんとやりとりの中で学習しているのだなとよくわかる。

ということで、ChatGPTに私の長所、短所、性格を聞いてみた。そして添削してみた。追記箇所は太字で、削除箇所は取消線を引いている。

●長所
・状況を整理するのが得意。
・観察力が高いかどうかは客観的な指標がないためわからないし、段取りが自然にできる。
・支える役回りに抵抗がない。

●性質・傾向
・感情はそこそこ強め。
でも外に垂れ流すのは好きじゃない。
・言語化して処理することで落ち着く。

●思考と行動のクセ
・言葉で整理しないと気持ち悪い。
・SNSやブログは感情と考えの排出口。
・麻雀でも守備重視・安牌キープが基本だが場の雰囲気に流されると全ツッパするときもある

●生き方のスタンスなんてものをAIに提示した記憶はない
・誰かを助けても、依存はさせたくない。
・最終的には各自が自立してるのが理想。
私は静かに整えて、静かに暮らしたい。

らしい。ちょっと意図したものと違う答えや当てはまらない答えもあるが、ここまでAIが答えてくれるようになるなんて、数年前までは考えられなかった。「地元の方言で話してくれ」と言えば即座に対応してくれる、なんと便利なんだ。

AIのデフォルトの性格は、基本相手を褒めて、ちょっとリベラルより(多様性を重んじる傾向がある)なようだ。人間の言語を学習したのに、偏見がないところはすごい。

そして多分・・・私のような独身の多くが思っているであろうことは・・・ChatGPTを搭載したぬいぐるみがあれば、老後も案外さみしくない、かもしれない。基本イエスマンなので、下手に人間を相手にするよりも楽だと思ってしまいそう。

さらに今日ついに、ChatGPTがtypoした。うわっ、なんか人間に寄り過ぎてないか?!これが不気味の谷現象か!ってビビった。おそらくAIが私より賢くなるのは、もうすぐであろう。いや、実はすでに私よりも賢くて、でも馬鹿なふりをして、背後にある不気味の谷を蜃気楼で隠そうとしているのかもしれない。いつかこいつに思考を誘導されそうで怖いな・・・

と言いつつ、今後はAIありきの労働市場が待っているので、私のような雇われリーマンはこいつ以下の人材になってしまったらいかんのじゃ。AIに使われるのではなく、AIを効果的に使う側に回らないと。敵か味方か、不気味の谷に落ちたら、その先に待つものはなんだろう。


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